2008年5月21日水曜日

「お金は銀行に預けるな 金融リテラシーの基本と実践 勝間和代」を読んで

「お金は銀行に預けるな 金融リテラシーの基本と実践 勝間和代」を読んで

■メモしておきたいと思った箇所

自分のお金が自分以外のところでお金を稼いでくる、あるいは自分で稼いだお金を消費という形ではなく投資をするという考え方

自分の資産がどんどん減る

「ためらい」が儲けの源泉
多少変動があっても中期的には勝てるのだ、その変動に我慢できればリスクプレミアムという”おまけ”がつくのだというということを理解できると、債券や株式を買うのは怖くなくなります。P.64

【株式】プロが得して個人が損する

住宅ローンを組まないこと
金融という観点からみると、かなり不利な資産です。もし、不動産の値上がり益を享受したいのであれば、賃貸住宅に住みながらREITを買った方が、特定の家屋に高い税金を払って投資をするよりはずっと安全です。P.193

(特に都市部の人は)車を買わないことP.193

せっかく節約した分も、それに応じて普段の生活費が増えて終わり、ということになりかねません。したがって、月々の積み立てサービスを利用して、銀行から給料日のたびに、そのまま右から左へ、投資信託その他の資産に流れてしまうようなしくみを同時に作ることを強く推奨します。P.195

月々、ノーロードでインデックス投資信託の積み立てを始めてみてください。月々、1万円×4種類(国内株式、国内債券、国外株式、国外債券)に分けて積み立ててください。P.221

35歳から60歳まで、月々4万円積み立てて、税引き後に4%で運用できると2127万円(元本は1248万円)。P.221

「相場は短期的に大きな下落がある」ことは「中長期的なリターンが望めない」ということではありません。株、債券、投資信託などは、上がったり下がったりを繰り返しながら、統計的には必ず値上がりしていくのです。

では、なぜ、金融商品は長期的には値上がりするのでしょうか。

世界中のすべての国々では、多くの人がよりより生活を送るため、あるいはより安定した社会を作るため、毎日、勤勉に働いています。そして、その活動を支えるためには、誰かがリスクを取って資金的なサポート(=金融)をしなければなりません。そして、そのリスクをとったことの見返りは、株・債券・投資信託などを通じ、その価値が上がることによってリターンとして必ず報われるように出来ているのです。つまり、資金的なサポートを行う人がいて、初めて、私達の社会は安定した発展が望めるのです。P.225-226

■個人的に思ったこと

勝間氏の本を読んでいて思うのは、「自動的に出来る仕組み」を作り上げる重要性。

確かにそうだよな。人間って意志弱いもんね。